ドーナツホールから見える宵闇

なんとなく思ったことを書いてます

恐怖を乗り越えたきっかけ

蒸し暑くなってきた今日この頃。

エアコンや扇風機や冷たい緑茶に爽快感を求めつつ、「今年もやって参りました!怪談の季節!」とウキウキしてます。

やっぱり暑さと幽霊の量は比例しているものだから。

暑ければ暑いほど幽霊が怖くなくなる気がする。

 

昔は怖い物は大嫌いだった。幽霊は絶対にいると思っていたし、呪いの何やかんやもあると思っていた。今でも少し思ってる。ただ自分には一生見えないだろうなとも思う。

母と姉はいわゆる怖い体験というのを何回もしていて、そんな二人から「肝試しとか、心霊スポット巡りなんて絶対にしちゃダメ」と何度も言い聞かせられてきたので、そこは守っている。経験者の言う事は聞くべきなので。

なので家でおとなしく怖い話を読んだり、動画を見て楽しんでいる。

幽霊がバーン!!と出てくるのはビックリするから苦手で、芸人さんとかが怖い体験談を話しているのを聞くのが楽しい。

 

昔は夜に思い出して眠れなくなったりしたのに、どうして平気になってしまったんだろうと考えてみた。

1つのキッカケとして思いつくのは、20代の時に当時お付き合いをしていた人と家で“呪怨”のDVDを観てたんだよね。その時に大喧嘩をして。もう喧嘩の内容とか、どうして映画観ながら喧嘩にまで発展したのかは覚えてないんだけど、お互いに言い合うような喧嘩だったの。

そしたら映画が全然怖くなくて。もう、頭に血が上っているというか、怒りの感情が強すぎて怖さがどうでも良くなった。

「あ、なんだ。恐怖より怒りが勝つのか」と分かってからはホラー映画に対する恐怖心がだいぶ和らいだ気がする。

 

あとは、出ると噂のある職場で4年間働いたけど結局幽霊に一度も遭遇しなかったという実績かな。

同僚や先輩は「女の人がいた!」とか「ポルターガイスト現象が起こった!」とか色々楽しんでたみたいだけど、私はさっっっっっぱりなかった。

一度だけちょっと怖いことがあったけど、それでもそれは“気のせい”で片付けられる範疇だったし姿かたちを見たり、声を聞いたりはなかった。

私の世界には幽霊はいないみたいだ。

 

みんなは幽霊を見たことがある?

幽霊より悪魔を見てみたい。パラノーマルアクティビティみたいなやつ。

あの映画ってすごくお洒落だったよね。