美しい物語に出てくる美しい人たちの会話に酔いしれる。
こんな作品を作り出せるなんて、いったいどんな人なんだろうと作者への想像を膨らませてみたり。
それで、もっとちゃんと生活しなくてはと思った。
私にとって労働も不妊治療もストレスの塊なので、それを理由にその他が疎かになってしまう。
やれ働いたから頑張った!だの、やれ治療で痛いことがあったけど頑張った!だのと自分を甘やかし、ただただ寝転んで惰眠を貪る春の日の午後。
ああ、全く美しくない休日の私。
せめて部屋着から着替えるか、そもそもの部屋着を可愛いものに変えるか。
3時のお茶くらいきちんと入れるようにしよう。
髪を整えることや、爪を切ったあとにヤスリをかけること、かかとに保湿クリームを塗ること。
そういう小さな“自分を整える”ことをサボり過ぎている。
また今日から、出来る事から始めていこう。
少しでも美しい人に近づきたい。なんて願うのは高望みでしょうか。