ドーナツホールから見える宵闇

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社交辞令の見極め方

職場では“真面目だね”と形容されることが多かった(多分、悪い意味で)。

言われた事を真正面からドンと受け止めてしまいがちなので、冗談に気付けない事も度々。

そんな私が苦手なのは「今度飲みに(ご飯食べに)行きましょうよ」だ。

もともとお酒の場が苦手とか、そもそもアルコールを飲みたくないとかは置いておいて、あれ8割は挨拶の締めの句みたいなもんなんだねってこと。

実際に私は夫と出会って間もない頃に、夫から言われた「みんなで飲みに行きましょう!来月あたりに!」という社交辞令を真に受けて、翌月の予定を調整していた。しかし待てど暮らせど飲み会の連絡はなく、その月の終わりになってようやく「あ!あれ社交辞令か!」と気付いたのだ。

他にも「ご飯行きましょう」「飲みに行きましょう」と顔を合わせるたびに言ってくるのに、4年間何もなく部署移動していった人たちなどもいた。

 

あれ必要なのかな?いらなくない?本当に飲みに行きたいと思っていないなら、言わない方がお互いのためだと思う。それは私がひねくれているのだろうか?

というのも、お誘いは挨拶みたいなものなんだ。という認識をしてしまい、言われるたびに「行きましょう!」と答えていたら、後に本当にお誘い頂いて困ったこともあるからだ。

 

「来月ご飯に行きましょう」と言われた時に、実際に誘われていると受け取って「いや来月はちょっと忙しくて…」と返したとする。それがもし相手にとってはただの社交辞令ならば「うわっ本気にされちゃったよ」と思われないだろうか。8割はただの挨拶だもんね?

また社交辞令だと思い「はい!是非行きたいです」と答えたものの、残り2割の方でいざ誘われたとして「いや実は今月は忙しくてですね…」とお断りするようなことになれば「なんだなんだ。是非と言っておきながら断るのか」と気分を悪くさせたりしないだろうか。

どっちに返答しても、ちょっと後が心配になる。

 

私の対応策としては「今度ご飯行きましょう」に対して「あー行きたいですね」と返すようにしている。『行きたい気持ちはあるけれど、行けない可能性が高いんです』を匂わせているつもりなんだけれど、どうだろうか。

これなら社交辞令だった場合でもおかしな返答ではないと思っている。

 

みんなはどうやって見極めているのだろう。