ドーナツホールから見える宵闇

なんとなく思ったことを書いてます

なちゅらるぼーん可愛いになりたい

今日観た映画でケーキを2つ食べているシーンがあった。それを観て「うわー2つはキツイなぁ」と思った自分に愕然としている。

昔から甘党でお菓子と共に生きてきたのだ。紅茶にもたっぷりのお砂糖を入れていたし、冬には紅茶花伝のミルクティーが必需品だった。栄養素を考えなくて良いのならば3食お菓子でいいと本気で思っていた10代の頃。

でも今はどうだろう?段々と紅茶はストレートに、チョコレートもカカオ70%の美味しさが分かるようになってきた。ケーキも1P食べたらもうたくさん。生クリームで胸やけする日もある。

20代前半の頃に先輩から「今のうちに沢山好きなものを食べたほうが良い。いずれ食べられなくなるから」と言われたことがある。

その時は食の好みが変わるという事だと思っていたが、そうではない事に気付いた。美味しいと感じているのに消化器官がついていかないのだ。すぐに肌や体調に影響する。これはちょっと切ない。アイスクリームもずいぶん食べなくなっちゃったな。

もう可愛い食べ物だけで生きていけない。肌のために朝から納豆とお味噌汁だし、飲み物は9割白湯。お豆腐にキムチとごま油をかけて食べることも多い。パスタやピザなんかの小麦粉製品は連日食べないように気を付けている。

 

“女”ってもっとこう甘くて可愛い食べ物と行動で生きていけるんだと思っていた。でもそんなことない。むしろ逆かもしれない。

今まで出会った可愛い子、綺麗な子はみんな努力していた。ヨガに通い、仕事の帰りにジムのプールでひと泳ぎ、パーソナルトレーナーをつけたり美容医療、脱毛で痛みと出費に耐える。すごい。すごすぎる。書き出していくとますますそのすごさが分かる。

私ももう少し頑張るべきとは思いつつも、こうしてPCの前に座り膝の上の猫を愛でている。

 

先日夫から「50歳になってもカッコいい、可愛い夫婦でいようね」と言われた。笑顔で頷いたものの大きなプレッシャーを感じている。