漫画のキャラで好きになるのは“頭脳明晰で淡々と己を貫く”タイプが多い。
デスノートならL、ハンター×ハンターならイルミ、ハイキュー!!なら孤爪研磨と北信介、東京リベンジャーズなら黒川イザナ、呪術廻戦なら伏黒甚爾。
自分の世界を持ってる人に憧れてしまう。
彼のことを分かってあげられる数少ない人になりたい。とかいう特別になりたい願望が爆発するのだ。
実際に彼等がいたらどうなんだろう?どうやって仲良くなる?
まず私から話しかけにいかないとダメだ。でも距離を詰めすぎてもダメ。
うざがられず、且つ多少の興味を持ってもらわなくては。しかし私が好きになるタイプは中々心を開いてくれなさそうだ。
母性を全面的に押し出して包容力で攻めるべきか、圧倒的弱者になって「俺が助けてやらなきゃ」を引き出すべきか。
私は料理も苦手だし相談されるタイプでもないから母性をアピールするのはちょっと厳しい気がする。かといってたくましい肩幅と隠し切れない気の強さで弱者にもなり切れない。か弱さを出す自分の姿を想像すると照れを通り越して寒気がする。
何か策はないものか。
とりあえず挨拶から始めよう。挨拶は人間関係の基本だし、最悪返してもらえなくてもそこまでダメージはない。
朝ならもちろん「おはよう」で良いんだけど、昼と夜は?友達同士で「こんにちは」「こんばんは」って言う?畏まりすぎな印象を受けるのは私だけ?
思い返してみると友達と待ち合わせした時の第一声は「久しぶり、元気?」が多いかも。クラスメイトとかで日常的に会う相手だったら「おー」とか言いながら手を振る。「こんにちは」は言わないな。「ごきげんよう」は言ってみたい。
まだ関係性が築けていなくて、これから仲良くなりたい人への挨拶、第一声って難しい。会話のきっかけとか共通の話題があればいいけど、そうではない場合は?
職場だったら「お疲れ様です」と言っておけば良い。プライベートだと・・・
あっ!!天気だ!天気の話題でどう?困った時は天気の話をしておけば間違いない。
「今日暑いですね」「少し冷えますね」「だいぶ涼しくなってきましたね」「過ごしやすい日ですね」
これなら出だしに「こんにちは」とか付けなくてもいける。話しかけられた相手も「そうですね」とか返しておけば良いからそこまで負担にならないだろう。
それで顔見知り程度になれたら季節行事の話題。今なら「ハロウィンの仮装とかするんですか?」とか。私はしないけど。来月、再来月はクリスマスか年末のこと話せばいい。
最終的には服とか髪とかプライベートなことも少し話せるような仲になれたら良い。
一緒に遊びに行くのはハードルが高いからこれくらいの距離感で満足だ。
なんか私、成長した。これ書いてる間に人間関係の構築において成長した気がする。
真面目に天気予報見よう。