ドーナツホールから見える宵闇

なんとなく思ったことを書いてます

人をどこまで信じるのか

「これ、すっごく良い商品だからみんなにも使ってみてほしくて」

「お得なキャンペーンだから、知らないと損するよ」

大体良い商品じゃないし、お得でもない。と、思っている。

利害関係があったり、実際にお金が発生したり、愛情があったり。

そういうのなら分かる。

好きな人だから優しくしたい。取引先の人だから恩を売っておこう。SNSのフォロワーが欲しいから私も沢山フォローする。

そういうのはね、理解できる。

こういう目的があるから、こういう行動をする。それがはっきりしているほどに警戒心がゆるむ。

一番怖いのは目的の見えない優しさだ。

 

yoiyaminoyoru.hatenablog.com

以前もサプリメントを買わされそうになったことがある。

 

先日、職場の営業さんに「素晴らしい人と会う機会があるので、ぜひ宵闇さんもその食事会にいらっしゃいませんか」とお誘いを受けた。

何やら私と同じ職種の素晴らしい人とやらがいるらしい。

そもそもその営業さんと私は挨拶や業務連絡をする程度の仲で、プライベートでの付き合いはゼロ。当たり前だが連絡先も知らない。

「宵闇さんにとっても良い刺激になると思うんです。」とのこと。

さて、ここで警戒心がマックスまで爆上りした私は悪い人間だろうか。

誘い口がマルチ商法っぽいというか、宗教勧誘っぽいというか。

お誘い頂いたのが職場内で、他のスタッフも大勢いる中だったので、そんなに悪いことではないのかしら・・?とも思ったり。

あとはその営業さんの経歴が凄い人らしいので(噂)、そんな人が職場でもめ事を起こす様な事はしないよね?という謎の信頼感がある。

 

もっと分かりやすければ判断しやすいのに。例えば「知り合いがセミナーを開くので参加しませんか?参加費5,000円です」とかね。そういうのだったら単純明快で良い。

今回のような目的が良くわからないものは恐怖を感じてしまう。

素晴らしい人って何?知らない人との食事会って何?良い刺激って何?

なぜ自分が誘われたのかも全く分からない。

いつもなら考える余地もなくお断りするんだけれど、今回は少し迷っている。

理由としては自分のキャリアに不安を感じているというのが大きい。このままこの感じで仕事を続けていって、10年後や20年後はどうなってしまうんだろうと不安になる。

きっと待遇はどんどん下がるだろうし、友達のいない私は新しい職場を探すのも年々大変になるだろう。なにか活路を見出したい。

そんな中でのお誘いだったので・・ちょっと行ってみても良いのかな?とか思ったり思わなかったり・・・。

一応その場では「おそらく参加しないと思います」とお断りのお返事をしたのだが「それはもちろん宵闇さんのお好きにして頂いて結構ですよ。ただ日にちが決定したらまたお誘いさせてください。」と言われている。

ああ、なんかすっごく営業されてない?

 

一番嫌なことは、もしその食事会に行ったとして、それが本当に変な勧誘だったりしたらガッカリしちゃうでしょ?それが嫌なんだよね。

「やっぱり人ってこうなんだな」とか「利益もなく優しくしてくれる人なんていないんだ」とか。そうやって人に対してあきらめるような感想を抱くのが嫌。

 

相手を警戒している時点で私も良い人なんかじゃないけれど。