ドーナツホールから見える宵闇

なんとなく思ったことを書いてます

入らない喪服

先週祖母が亡くなって、その後は湯かん、通夜、葬儀と色々あった。

 

湯かんは初めて見たんだけれど、すごく良かった。

あんなに丁寧に自分の家族を綺麗にしてもらえて、有り難い気持ちでいっぱい。

 

通夜、葬儀ではもちろん喪服を着たんだけど、これがまぁなかなか大変で。

そもそもこの喪服がもらい物。頂いたのは今から10年程前のこと。

その時はスルリと入ったワンピースも、今ではむちむちなわけです。

一応背中のホックは閉まるしチャックも上げられるけど、そうすると直立不動でしかいられない。

座れば腰回りがきついし、腕なんて上げられないもの。

これは困った。お焼香もその後の通夜振る舞いでも腕が上げられないぞ。

 

苦肉の策としてホックは閉めず、チャックも途中までしか上げないことに。

上からジャケットを羽織るからバレてないはず。

…多分。

 

葬儀場は寒くてふくらはぎがキンキンに冷えて痛いくらいだった。年々寒さに弱くなる。

いくらタイツを履いていても防ぎきれない冷たさに身が縮こまる。

これ以上太って、いよいよ喪服を買い直すことになったら絶対パンツスーツにすることを固く決意する。脚が寒すぎるもの。

 

なんやかんやで一通り終えてホッとした。

冠婚葬祭ってたまにくる大イベントだから毎回慌てちゃうんだよね。

とりあえず無事に祖母を見送ることができて良かったな。